JEMAROとは
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JEMAROとは
JEMAROの概要
JEMARO(英文:Japan-Europe Master on Advanced Robotics,和文:Japan-EU高度ロボティクスマスタプログラム)は、慶應義塾大学大学院理工学研究科と欧州の三大学(Ecole Centrale de Nantes, France; University of Genoa, Italy; Warsaw University of Technology, Poland)の連携で設定されたロボティクスに関する修士課程のダブルディグリープログラム(Double Degree Program)です。JEMAROは、欧州連合のエラスムス・ムンドゥスと日本の文部科学省から5年間の支援を受けて運営することが予定されており、JEMARO学生は各々の支援機関で定められている奨学金を受けることができます。このプログラムはEUと日本が連携して設定したロボティクスに関する初めてのダブルディグリープログラムであり、国内では慶應義塾大学大学院理工学研究科が唯一実施しているものになります。
JEMAROの目的
JEMAROは、次のような人材の育成を目標としたプログラムとなっています。
- ・異なる文化圏の背景を理解し、国際共同プロジェクトの中で中心的役割を果たすグローバルエンジニア
- ・ロボティクス関連分野を俯瞰的に理解する高度な専門知識を持つエンジニアリングマネージャ
JEMAROの特長
JEMAROのダブルディグリープログラムは2年間のプログラムになります。1年目は欧州三大学の何れかの大学に1年間在籍し、JEMAROで定めている科目を履修し、希望する研究テーマについての研究活動を行います。2年目は慶應義塾大学大学院理工学研究科に在籍し、科目履修と所属する研究室にて研究活動を行います。このプログラムは、国際共同研究を中核としたカリキュラムであり、各年9月のスタートとなります。カリキュラムには、ロボティクスに関する学際的基礎科目(必修)と高度専門科目(選択)が含まれ、パートナー企業による研究課題や講義、インターンシップ(選択)も設定され、ロボティクスに関する高度な知識を修得できるプログラムになっています。